インターハイ予選決勝vs.飯塚

2022.6.5(日)13:00〜小郡市陸上競技場
インターハイ福岡予選 決勝
vs飯塚

〈マッチレポート〉
あいにくの空模様となり、時折激しく雨風が吹きつける中、小郡市陸上競技場で試合開始のホイッスルが鳴り響いた。
2大会ぶりの決勝戦となる九国。
一方、昨年度の福岡県王者飯塚高校との対戦となった。

ポジションを変更してフォワードに入った井上をターゲットに置き序盤からチャンスを作る。前半7分、右コーナーキックから井上が頭で合わせるがポストを叩き、惜しくもゴールならず。ここから、徐々に九国の攻撃に対応してきた飯塚の猛攻撃が始まる。持ち味であるパスワークと個人技を駆使し10分、19分、30分と九国ゴールに迫るがDF陣が踏ん張りゴールを割らせず0-0で前半を終える。
後半も前半同様、試合の主導権を握る飯塚に攻め込まれ我慢の時間が続いたが、後半22分飯塚が巧みなパスワークで左サイドを破り
センタリング。中央で合わされ、今大会初失点を喫した。追いかける側となった九国は再びポジションチェンジ。キャプテンの米山をフォワードに配置しターゲットに据える。すると後半26分、米山が身体を張って敵陣でファウルを受け直接フリーキックのチャンス。距離はおよそ25メートル。エースナンバーを背負う男が九国の勝利を願う全員の期待に見事に応えてみせた。
濵田渾身のフリーキック。壁をかすめながらもゴールへ向かう強烈な一撃は、ポスト内側に直撃し反対側のサイドネットに突き刺さり試合を振り出しに戻した。
その後は一進一退の攻防を繰り広げ、延長戦でも決着がつかず勝負の行方はPK戦へ委ねられた。

両チーム7人目まで成功で迎えた8人目、先攻の九国が失敗。万事休すかと思われたが、続く飯塚8人目も失敗しサドンデスが続く。
PKも2周目に突入し、飯塚13人目を九国の守護神 與田がストップ。
決勝戦に相応しい激闘にピリオドを打った。

インターハイ福岡予選を初制覇。
8大会ぶり2回目のインターハイ出場を決めた。

2022.6.17〜20 全九州高校サッカー競技大会
2022.7.24〜 徳島国体