2022.6.4(土)11:00〜ミクニワールドスタジアム
準決勝 vs.東海大福岡
〈マッチレポート〉
インターハイ福岡県予選準決勝。
ミクニワールドスタジアムという素晴らしいピッチが用意された。
相手は言わずと知れた強豪校、『華麗なる猛虎』東海大福岡。
前半、立て続けにコーナーキックのピンチを迎えたが、開始早々相手に試合の主導権を渡したくない
九国イレブン。集中して東海大福岡の攻撃を跳ね返す。
スタジアムの雰囲気に呑まれているのか、少し硬さが目立ち上手く攻撃が繋がらない。暫く膠着状態が続いた。
飲水タイムが明け、次第に九国の攻撃がカタチになってくるが、ゴールを割るまでには至らず前半を0-0で折り返す。
後半に入り交代カードを切り、ポジション変更を行うと試合の流れを徐々に引き寄せ始めるが、簡単には最後の所をやらせてもらえない。後半も終盤になり、延長戦がチラつき始めた後半32分。歓喜の瞬間が訪れた。
中盤で井谷がボールを奪取。山本→井谷→濵田へとボールが繋がる。ペナルティーエリア右後方からドリブルを開始し、東海DF2人を引き連れペナルティーエリア内に侵入。フェイントでDF2人を置き去り、右足一閃。
ブロックに来たDF2人の間を抜け、ついに東海ゴールをこじ開けた。
DF陣も最後まで集中力を切らす事なく無失点で切り抜けた九国は、このゴールが決勝点となり、2大会ぶりの決勝戦へとコマを進めた。
