2022.7.24(日)11:30〜徳島スポーツビレッジ
インターハイ 第一回戦
九国1-0関東第一
前半0-0
後半1-0
得点者 山本悠太
真夏の太陽が容赦無く降り注ぐ中、全国高校総体サッカー競技が開幕した。
初戦の相手は、昨年の選手権ベスト4、プリンスリーグ関東2部に所属する関東第一。四国の地、徳島スポーツビレッジにて定刻通りキックオフされた。
スタートからエンジン全開の九国イレブン。怒涛の攻撃で関東第一ゴールに迫る。前半5分、PA左から井谷がセンタリングを上げるも合わず。6分には、濵田→高瀬→濵田と繋がり、CKのチャンスを得るがチャンスを活かせず。10分にも濵田→穎川→濵田と繋ぎ、ドリブルから左足でシュートを放つがゴール右側に逸れる。12分、右CKから井上が頭で合わせるが惜しくもクロスバーを越える。その後も田中のロングスローや、高瀬、穎川、藤井が積極的にシュートを放つが関東第一ゴールを割れないまま前半を終了する。
後半に入っても、九国は攻撃の手を緩めない。36分、田中の左クロスに穎川が頭で合わせるがゴール左に逸れる。37分には、高瀬のループパスから濱中がヘディングを狙うもミートせず。47分、井谷のシュート性のクロスに穎川が飛び込んだが僅かに届かず。押し込む場面が多くゴールの匂いが漂い始めていた九国に対し、関東第一も反撃に出る。
49分、サイドを突破され上げられたクロスボールを頭で合わされたがゴール右側へ逸れヒヤリとする場面も。暫く膠着状態が続いていたが飲水タイム明けに九国が交代カードを切り勝負に出る。穎川に替わってピッチに入った山本はドリブルからクロスといった持ち味を存分に発揮し、チームに流れを引き寄せる。そして迎えた68分、濱中のロングスローをCB米山がフリック、混戦からのこぼれ球を井上がループシュートを放つもクロスバーを叩いたが、そのボールにいち早く反応した山本が押し込み待望の先制ゴールを奪った。
そのゴールが決勝点となり、最後まで集中力を切らす事なく関東第一の攻撃に対して粘り強く守備を展開した九国がウノゼロ勝利を収めた。